いよいよ年末が近づいてきましたね。
「静かな年末年始」ということで、遠方の神社仏閣に初詣に行くことを遠慮されている方も多いのではないでしょうか。
ということで地元の氏神様(地域を守る神社)をまとめてみました。
ちなみに、2020年の年始3社参りの様子はこちら↓
赤羽での初詣
赤羽八幡神社
赤羽八幡神社は上野東京ラインと埼京線・新幹線の線路に挟まれた小高い場所にある神社です。この立地のおかげで境内から新幹線や電車が見降ろすことができる、珍しい神社です。明治の初めまで4000坪の社地を持っていたんだとか。
【赤羽八幡神社】
東京都北区赤羽台4丁目1−6
岩淵八雲神社
岩淵八雲神社は、日光御成道の第一の宿場として栄えた岩淵宿の鎮守社。江戸時代には、代々の徳川将軍が日光東照宮に参詣する際に必ず日光御成街道を通っていました。こ祭神には須佐之男尊です。
【岩淵八雲神社】
東京都北区岩淵町22−21
志茂熊野神社
志茂熊野神社は鎌倉時代の1312年に紀州熊野三社権現を勧請されたのが始まり。
下村(現在は志茂)の鎮守として昔から親しまれています。
【志茂熊野神社】
東京都北区志茂4丁目19−1
王子
王子神社
王子神社は「王子」という地名の由来になった歴史の長い神社。音無親水公園や飛鳥山に隣接しています。
【王子神社】
東京都北区王子本町1丁目1−12
王子稲荷神社
王子稲荷神社は「関八州の稲荷の頭領」や「東国三十三国稲荷総司」と称されています。要するに関東一帯のお稲荷さまのトップ!
風水で大地のパワーが溜まりやすいとされる「龍穴」の上に建っているとも言われる王子稲荷神社は、まさに絶好の立地条件にあるといいます。
【王子稲荷神社】
東京都北区岸町1丁目12−26
装束稲荷神社
装束稲荷神社と言えば「王子 狐の行列」の出発地点として有名ですよね。2020年末は残念ながら狐の行列は開催されません。
昨年の大晦日の狐の行列では、地元の方はもちろん、外国の方も多くて、ワイワイ賑やかにとても楽しかったのを覚えています。
前回の「狐の行列」の様子はこちら。
【装束稲荷神社】
東京都北区王子2丁目30−14
紀州神社
鎌倉時代後期の1320~1324年頃、紀州熊野(現在の和歌山県)にある伊太木曽神社を王子村に勧請したのがはじまり。荒川が近いこともあり、水の神様として知られています。地元豊島の方々に「紀州さま」と呼ばれ親しまれているそうですよ。
【紀州神社】
東京都北区豊島7丁目15−1
瀧野川八幡神社
瀧野川八幡神社は1202年に創建と伝えられていますが、1189年に源頼朝により勧請されたとの説もあります。住宅街にひっそりと佇む小さな神社の裏手には縄文時代後期の住居址が発見されました。はるか昔から人々が住んできた土地にある神社なんですね。
【瀧野川八幡神社】
東京都北区滝野川5丁目26−15
上中里・西ヶ原で初詣に行きたい神社
七社神社
七社神社は昔からあった神社ですが、1793年の火災により古文書や記録、社殿等が焼失したため詳しいことがわかっていません。翌年(1794年)に、今の旧古河庭園内に社殿が再建されました。明治になった1869年、現在の社地に遷座され西ヶ原村の総鎮守となりました。2019年9月7日には遷座150年を記念し、奉祝祭を盛大に奉仕されました。
2021年にはNHK大河ドラマの影響で参拝者がますます増えることでしょうね。
【七社神社】
東京都北区西ケ原2丁目11−1
平塚神社
平塚神社は平安時代に創建された源氏にゆかりのある神社。北区を代表する作家、内田康夫氏の推理小説「浅見光彦」ミステリーシリーズでも度々事件の舞台として登場します。
【平塚神社】
東京都北区上中里1丁目47−1
浮間舟渡で初詣に行きたい神社
浮間氷川神社
浮間氷川神社は、1600~1700年代に大宮の氷川神社を勧請して創建されました。江戸時代には浮間村の鎮守として土地の人々からの厚い信仰の対象に。神社の隣には浮間ヶ原桜草圃場(ほじょう)があります。毎年4月の圃場開園時には、神社の境内で桜草の即売と休憩所が設けられているそうです。
【浮間氷川神社】
東京都北区浮間2丁目19−6
いかがでしたか。
東京都北区にはまだまだたくさんの神社仏閣があります。
来年はより多くの神社・寺院に参拝して、記事にしていきたいと思います♪