江戸玉川屋は、東京23区に残る唯一の乾麺製造メーカー
北区の名品というと、必ず出てくる王子にある江戸玉川屋さん。
東京23区に残る唯一の乾麺製造メーカーで、宮内庁の食堂用及び宮中祭祀である新嘗祭(にいなめさい)の奉納用のうどんを出しているすごい製麺所なんですね。
製造コストが地方に比べて高い江戸玉川屋は、手間をかけ技術を磨いて、徹底的に美味しさにこだわってきました。
今回、その江戸玉川屋さんの主力商品である乾麺の満作うどんを購入して食べてみたよ。
きっと、北区内での販売所が少ないため実食したことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
編集員、その美味しさに驚きとともに舌を巻いたよ。
江戸玉川屋の満作うどんとは?
江戸玉川屋の看板商品である満作うどん。
満作うどんは、玉川屋さんの2つの特殊製法で製造されているみたい。
92度以上の熱湯で原料を捏ねる「湯捏(ゆごね)製法」24時間じっくりと時間を掛けて干す「熟成乾燥」。この二つによって、手打ちのようなソフトでもちっとした食感が生み出されるみたいです。
すごーーーーい!
美味しさの秘密!24時間熟成乾燥!
冷水で捏ねることが多い麺づくりですが、江戸玉川屋では92度のお湯で捏ねる湯捏製法を行っています。この製法は手間がかかるが、麺に独特のモチモチ感が生まれるそう。
また、乾燥の工程は5時間ほどでおこなわれることが多い乾麺づくりですが、江戸玉川屋では24時間もの時間をかけて熟成乾燥させることで、美味しさを麺にしっかり閉じ込めているんですって。
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名前とデザインの由来
パッケージに名前とデザインの由来が出ていました。
春先駆けて黄色い四弁の花がいっぱいに咲き乱れ、花付きの良い年は、豊年であると言い伝えられてきました。デザインと名称の由来は、花がかたまってにぎやかに咲く「豊年満作」をイメージしたものです。
おいしいゆで方
満作うどんのパッケージの裏面には、おいしいゆで方が記載してあります。
冷やしで食べるのがおすすめのようですね。
おいしいゆで方[100gあたり]
1:沸とうしたお湯(1ℓ以上)の中にめんをバラバルとほぐし8分程ゆでます。
2:ゆで終わったら、冷水でよくさらします。
3:水をよく切ってザルに移します。
4:めんは、ゆであげた後、早くお召し上がるのが、一番おいしくいただく秘訣です。
夏は冷やしたタレ冬は温めたタレでお召し上がり下さい。
薬味には、ねぎ、わさび、七味、のり、切りごま
まずは、パッケージに記載のある通り、冷水でうどんをさらして、冷やしでいただいてみるよ。
冷やしで満作うどんをいただくよ
おおお、ほんのりと透明感のあるうどんですね!お皿にのってもサラサラ、見るからにつるっ♪としてそう。
まずはめんつゆでいただいてみましょう。
ふおおおおおお、おいちーーーーーーーーーーーーーーーー!
なんだ、なんだ、なんだ!!!激うまだぞ!!!
麺自体に小麦の風味をほんのり感じられて、この爽やかな喉越し、これはクセになる美味しさでずぞおおおお!
お次はごまだれでいただきます。
うん、うん、うん、いいね、いいね、いいね。
温かいうどんで満作うどんをいただくよ。
温かいうどんでもいただいてみます。
こちらもツルツル感がたまらない喉越しです。美味しい。
実は隠れた銘品の冷やし中華!うまい!
江戸玉川屋さんの冷やし中華がとっても美味しいとのタレコミを実はゲットしていた編集員。
江戸玉川屋さんの直売所で、冷やし中華もゲットしていました☆彡麺と一緒にタレもついてますね。
タレコミ情報では、こちらの冷やし中華、具をいれずに麺だけをいただいても美味しいとのこと。
一応写真映え?も狙って、冷蔵庫にあった簡単な具材(卵、ねぎ、トマト)だけは入れてみます。
ではでは、いただきましょう。
くおおおおおおお、美味しいーーーー☆彡
ちじれた麺の喉越しがなんともいえずたまらない美味しさ!
ガンガンとズビズバズビっといけちゃいます。
確かに、これは、隠れた逸品といってもよいのではないでしょうか。
美味しくって、上り三ハロン32秒台の末脚を繰り出して、あっという間に完食してしまいました!
東京ピンクとんこつラーメンもある!
見てください!このピンクのスープ(笑) これは江戸玉川屋さんがキティちゃんとコラボした東京ピンクとんこつラーメンです。
見た目は派手ですが、しっかり美味しいとんこつラーメンです☆彡海苔の形もキティちゃん♪
満作うどんはどこで売っているの?
満作うどんは北区で購入できる場所は、江戸玉川屋さんの王子にある直売所かJR赤羽駅の北改札を入った駅構内にあるGreenDeLi(グリーンデリ)でも販売されています。また、アマゾンでも購入できます。
*冷やし中華は直売所での販売で、グリーンデリでは売ってなかったです。
江戸玉川屋の直売所の魅力&社長インタビュー!
↓関根社長のインタビュー&製造所・直売所の詳細記事はこちら↓
江戸玉川屋さんの直売所へのアクセス
地図はこちら(東京都北区豊島7丁目5−12)
JR王子駅から歩いて25分くらいでしょうか。
JR王子駅の中央改札を出て、右に行きます。明治通りを溝田橋方面へ歩いていきます。
明治通り沿いの餃子の王将を過ぎてすぐの横断歩道を渡って、さらに溝田橋へ向かいます。
溝田橋の交差点のこちら側は自転車専用なので階段を使って向かい側へ行きます。(編集員は運動不足解消のためこの経路を選択。向かい側なら階段を登らず下を歩いて渡れます。)
溝田橋を渡ったら、さらにまっすぐ歩いていくと、豊島二丁目歩道橋が出てくるので、手前を左折。
左折してすぐ右側に、とよかわ学校通り商店街への入口が見えたら、横断歩道を渡って、入ります。
そのまま、まっすぐ歩いていって突き当りを右へ。
すると、左側に江戸玉川屋さんの直売所が出てきます。
JR王子駅から歩くと、とってもいい運動になるよ。
ちなみに直売所では、満作うどんや冷やし中華以外にもいろいろな麺が売っています。
編集員のおすすめは、特に生麺のパスタ!あと、ラーメンももちろん美味しい。小麦の香りが鼻腔にぶわーっと来る風味がとてもいいですよ。
ラーメンのスープもいろんな種類のものが売っています。
直売所に行くと、いろんな麺を選べてとっても楽しいので、王子から歩いていく価値、大ありです。編集員も何度も行って買い物を楽しんでいます。
満作うどんをお土産であげてみた。
満作うどんを赤羽在住2年ほどのバスケットボール選手の奥さんにプレゼントしたのですが、大絶賛!
ダンナさんがあまりに美味しく、ほとんど一人で食べてしまったそうです。
うんうんうん、わかるよ、わかるよ。
北区のイベントなどで江戸玉川屋さんの焼きそばなどを食べたことがある方もいらっしゃると思いますが、ぜひ、この満作うどん、そして、直売所で売っている冷やし中華、めちゃくちゃ美味しいですよ。