100種類もの麺を購入できる王子の江戸玉川屋の直売所!
美味しさの秘密!江戸玉川屋の24時間熟成乾燥!
ピロピロ麺の実食!
今回は、王子豊島にある江戸玉川屋の直売所とあわせて、工場見学にいってきたよ。
“効率”という言葉とは対局にある“手間暇を惜しまない江戸玉川屋の麺づくり”の工程を見てせてもらいました。
そして、和・洋・中、乾麺・生麺・ゆで麺・蒸し麺、また、中華麺のピロピロ麺といった面白麺など100種類もの自社製造の麺から好きなものを選んで購入できる江戸玉川屋の直売所をリポートします。
さあ、今回も引き続き登場願います☆彡サキさんです!よろしくお願いしま~す♪
江戸玉川屋の場所
地図はこちら。
住所は、東京都北区豊島7丁目5−12です。JR王子駅から徒歩15分強くらいです。
江戸玉川屋は、当地で麺づくりをして86年、東京23区に雄一残る乾麺の製麺所
まずは、江戸玉川屋の関根社長に麺づくりのお話を聞きました。
値段では勝てないから、“美味しさ”に徹底的にこだわった
乾麺は、生麺と異なり、保全性の高い乾燥させた麺類のこと。王子にある江戸玉川屋は、都内23区内に雄一残る乾麺の製麺所。
「“効率の対局”と僕たちは呼んでるんですけど、当社の麺づくりはとにかく手間暇をかけるんです。そして、祖父から伝わる伝統的な技術とあわせて、とにかく麺の質にこだわってきました」と教えてくれたのは、関根社長。
同じ内容の乾麺づくりなら地方の製麺所のほうがコストが安く製造できます。土地も狭く家賃も高い東京においては、値段では地方に太刀打ちできずに、多くの都内の製麺所が廃業していったそうです。
そのため都内で乾麺づくりを続けるなら、値段勝負ではなく、“味”や“美味しさ”で勝負せざるを得ないことになるんですね。
独特のモチモチ感を生み出す湯捏製法と、美味しさを閉じ込める24時間熟成乾燥!
冷水で捏ねることが多い麺づくりですが、江戸玉川屋では92度のお湯で捏ねる湯捏製法を行っています。この製法は手間がかかるが、麺に独特のモチモチ感が生まれるそう。
また、乾燥の工程は5時間ほどでおこなわれることが多い乾麺づくりですが、江戸玉川屋では24時間もの時間をかけて熟成乾燥させることで、美味しさを麺にしっかり閉じ込めているんですって。
熟成乾燥の様子を見せてもらいました!
さあ、そろそろ、工場を見せてもらいましょう♪
案内してくれるのは、関根社長の弟さんで常務の清元さん。製造部門を束ねる麺の職人です。
【江戸玉川屋の麺づくりの工程】
捏ね:「湯捏製法」により、丁寧に捏ねます→
圧延:そぼろ状の生地をゆっくり延ばすことで、麺にコシと弾力が生まれます→
乾燥:通常の4倍以上の24時間掛けて、「熟成乾燥」させます→
裁断:昭和十年より使用している裁断機を使い、手動で裁断します→
袋詰:熟練のスタッフが一袋ずつ目視検査を行い、計量と袋詰をします。
じゃあ、いきますよー!
まずは袋詰めの作業所。
みなさん、テキパキと作業をされています!
仕込みの釜は中華麺やパスタなどによって使い分けているそうで、全部で5つ様々な大きさのものがあるそうです。
釜で仕込んだ生地を、この機械でゆっくり延ばしていって、麺に弾力を生み出していくそうです。
ゆっくり延ばされた生地は、ここから自動で3Fの干場に上がっていきます。
乾麺の干場
さあ、干場に入ってみましょう!
すごーーーーーーい!圧巻です!
干し場に数時間置きに来て室温計を確認して、天候や気温や湿度などをノートに綴っています。
その日の状態にあわせて、ベストな乾燥状態に安定させるための調整を清元さんが行っているそうなんです。
そして、乾燥された麺は、このベルトコンベアーで3Fの干場から、2Fの作業場に降りていくそうですよ。
乾燥の時間を通常の4倍以上とることで、乾燥のムラをなくし、美味しさがしっかり閉じ込められるんだそう。
まさに麺のディズニーランド!100種類もの麺が買える直売所!
今、江戸玉川屋が力を入れているのが、自社の直売所。卸売りや業務用が中心だった江戸玉川屋もコロナの影響を受ける中、直売所と自社のネット通販は売り上げが伸びているそうなんです。
今まで数多くのラーメン店や企業の要望に応えてきた多種多様な経験を活かして、直売所の品ぞろえを強化!100種類以上もの麺が買えるそうです。
ショーケースにズラリと並ぶ麺!
和・洋・中の麺に、江戸玉川屋の看板の乾麺に、生麺、ゆで麺、蒸し麺などバラエティ豊かな麺が所狭しと並んで、選ぶ楽しさもありますね。
えーーーー!そんなことまでしてくれるんですか!
色々な麺を見てるだけで楽しい!
乱切り中華麺に、極太麺、そして、ピロピロ麺なんてものもある!
生パスタに、ヨモギの生ひやむぎなんてものもある♪
玉川屋さんの冷やし中華、編集員、オススメなんですよね~♪
看板商品の満作うどんシリーズも、もちろんあります。
揚げ麺!
スープの種類も豊富♪
こちらは長さが不揃いの乾麺の切端!なんと400g200円!こういうのが買えるのも直売所の醍醐味ですよね~☆彡
さあ、本日は、このなかから、満作うどん、王子の生うどん 五穀そして、ピロピロ麺を実食してみます♪
ピロピロ麺とあうスープを常務に相談しています。
さあ、スープも決まって、それではお楽しみの実食タイムです♪
実食!
さあ、実食です♪
満作うどん!
まずは、江戸玉川屋の看板商品の満作うどん!編集員も大好き!
どどーーーん!
サキさん、玉川屋さんのうどんを初体験です。
「あー!美味しーーーー!」
うんうんうん、わかりますよ、この美味しさ!編集員も知り合いにプレゼントしたら、ハマって今では赤羽から王子の直売所まで自転車で買いにいってるそうです♪
王子の生うどん 五穀
お次は日本雑穀アワードで金賞を受賞した“王子の生うどん 五穀”をいただいてみます。
「雑穀のいい香り!」
ツルツルっ!
「これきっと女性大好きですよ!このモチモチ感、喉越しと歯ごたえと雑穀のにおい、食べ応えがあるから、すごい満足感が高いですよ!」
あ、そうですよね!実は編集員、先日こちらで一袋購入して家に置いていたんです。取材で駆け回っていたら、いつの間にか嫁っこ(編集員の妻のことです。)に全部食べられちゃっていたんです・・「だって美味しかったんだもん」・・・とのこと。
いやはや、今回は編集員もこちらでいただいちゃいますっ!
ズビズバズビっ!
(゚д゚)ウマーー!確かにこのもちもち感と心地いい風味、こりゃ、美味しいです!さすが、雑穀アワード金賞受賞は伊達じゃないですっ!
ピロピロ麺!
そして、最後は、サキさんが選んだピロピロ麺を常務おすすめの魚介醤油のスープでいただいてみます。
おおおおお(゚д゚)、この画、これは、美味しそおおおおおお!
見るだけで、食欲をビンビンに刺激してくれます♪
見てください!この平べったいピロピロの麺♪ではでは、さっそくいただいてみましょう!
おおおお、美味しーーーーーーーー!
ワンタンみたいにツルっとして柔らかくって、スープによく絡んで美味しいですよ、これ!
そして、このチャーシュー、旨味が凄い!!!
なんでもこのチャーシュー、常務が開発中のチャーシューなんだとか!
いや、これだけでもう充分すぎるほど美味しいのですが、さすが職人!味の向上へあくなき向上心、スゴイです!
サキさん、美味しさに酔いしれています笑
バラエティ豊かな麺を購入できる江戸玉川屋の直売所、ぜひ一度訪問してみては。
店舗情報
東京都北区豊島7-5-12
03-3913-5705
営業日:月曜日~土曜日
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日