「青天を衝け」の第13回(5/9放送分)に、王子の狐が出てきました!
出典:NHK公式サイト
物語の中盤、尾高長七郎(満島真之介さん)は、栄一(吉沢亮さん)と喜作(高良健吾さん)に呼ばれて京に向かいます。ですが、この長七郎、江戸でいろいろあったため心をちょっと病んでしまっています。
そんな長七郎は、道中、顔に白い布をまとった白装束の不思議な嫁入りの行列(幻影)を見てしまいます。この当時、山では狐や狸が人間に化けて人間を驚かせるということが信じられていたため、長七郎もこれは狐だ、と思い込みます。
「お嫁さまが王子から」
行列の一人が長七郎に語りかけます。
長七郎の傍らを行列が通り過ぎると、いきなり狐のお面がドアップに。なんと、行列の人々は後頭部に色鮮やかな狐のお面をかぶっているのです!(ここのシーン、かなりドキッとしました!)
狐に化かされていると信じた長七郎は、叫びながら行列に切りかかります。
もちろん行列は幻で、実際には飛脚を斬ってしまっていたのでした。
ということで、王子の狐と言えば「王子稲荷神社」。
ここは王子稲荷神社の「お穴さま」。昔はこの穴に狐が住んでいて、人々の信仰の対象になっていたそう。多くのご利益を授かることのできるパワースポットです。
これからも飛鳥山近辺を扱った伏線があちこちに仕掛けられるのではないでしょうか。
次回も楽しみにしています♪
情報提供していただいた大地様、ありがとうございました!
王子稲荷神社の記事はこちら。
年末の行事「狐の行列」は外国人にも人気です!
王子稲荷神社に参拝したらここで休憩したい!
落語「王子の狐」にも出てくる有名な卵焼きは↓
「狐の行列」の出発は装束稲荷神社から↓