6月15日発売の吉本ばななさんの新作『私と街たち(ほぼ自伝)』を読んでいたら、突然!清野とおるさんの名前が1行だけですが出てきました。
へぇー、と思って調べてみたら「吉本ばなな先生が「怪奇酒」を読んでくれた上に紹介してくださ」ったという清野さんのツイートを発見。
吉本ばなな先生が「怪奇酒」を読んでくれた上に紹介してくださるなんて光栄すぎる。
1文字2500円くらいの価値があると思う。
金銭的にも精神的にもかなり得した気分なので、今夜は「いつもより高い肉」でも焼こうと思います。吉本先生、ありがとうございました🙇♂️https://t.co/ridVH3owuy
— 清野とおる (@seeeeeeeeeeeeno) February 19, 2021
吉本ばななさん、「東京怪奇酒」読んでるんですね♪
肝心の『私と街たち(ほぼ自伝)』に清野さんの名前が出てくるくだりですが、吉本さんがお若い頃に通った東上野のカウンターだけの居酒屋に集まる人々が「東京都北区赤羽」に出てくる人たちのようだった、とのこと。
清野さんが一人一人の物語にフォーカスするのに対し、吉本さんはその人たちが集まる特殊な空間のディープさを描いています。同じような題材でも書き手によってこんなに違うんですね、面白い♪
吉本さんはまた、ご自分の過去と照らし合わせながら様変わりしていく街の様子を憂いています。
他人の自伝なのにまるで自分の過去の思い出化のような錯覚に陥ってしまい、もう戻らない過去への切なさと今を生きることへの愛着を感じましたよ。
『私と街たち(ほぼ自伝)』、おススメです。
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