赤羽消防署・志茂出張所で新型のポンプ車が導入されたとのことで、取材させていただきましたよ!
場所
地図はこちら↓
住所は、東京都北区神谷3丁目11−22です。
この向こうに新型ポンプ車が・・・!
赤羽消防署・志茂出張所の新型ポンプ車!
新型ポンプ車がこちら!
この車体に書いてある数字の「05」というのが、令和5年に配備されたという意味らしいです。街中で見かけたら新車両だ!と気づけます♪
こちらのポンプ車、いったい何が新しいのかというと・・・「VAT」機能が搭載されているそう!
VATとは?
V(View)・A(Assist)・T(Technology)の略。
「衝突軽減」「車間距離警報」「発信お知らせ」「車線逸脱お知らせ」など、
運転時の人的ミスを減らし自己軽減のサポートをしてくれる機能。
消防車は緊急車両のため、出動時に赤信号を通過することもありますが、その際に他の車や歩行者に十分注意をする必要があり、運転にはかなり気を遣うんだとか。そんな緊迫した状況で人的ミスを減らすサポートをしてくれるのが「VAT」です!
新しく導入されたポンプ車は中に水を積んでいて、火災時に真っ先に現場に急行する車。
約1トン(t)の水を積んでいるそう!単純計算で牛乳パックが1,000本分!すごい量だ~!
でも、1トンも水を積んでいても2,3分で放水しきってしまうんだとか!
車体の横には放水用のホースやメカメカしいボタンなど。ホースは20mが3本積んであるので60m!
消火器は万が一消防車に火が燃え移ってしまったときに、車体の消化に使うんだそう。
その周りにある太いホースは、町内にある消火栓などにつないで水を吸い上げる用。
志茂出張所で働く消防車両たち
さあさあここで!志茂出張所にある他の消防車についても説明していただきましたよ!
まずは従来型のポンプ車。
基本的に火災があると、ポンプ車が2台セットで出動するそう。※地域や現場により例外もあり。
水を積んでいるポンプ車が現場に急行!放水しきってしまう2,3分という短い間に、2台目が近くの消火栓や川などから水を汲み上げて1台目に供給。
2台目のポンプ車のこの部分が・・・
1台目の車体に連結!かっこいい~!!
水を積んでいない方のポンプ車には、「ホースカー」という車輪がついたリヤカーのようなものが。
これがあるおかげで、大きな消防車が入っていけない住宅地やビルの中など、より火災現場へ近づけるんだとか。20mのホースが10本ほど積んであるそうです!
続いては「補給車」という車両。ほほう、なんだかマイクロバスみたい。
中に入ってみると・・・
へ~!こんな風になっているのね!
入ってすぐには冷蔵庫。炎の中に入っていくので隊員の方々の冷却ベストや保冷剤をいれておけるよ。
な、なんと!シンクがあります!
奥には電気ポット!?
火災が鎮火するまでに5,6時間以上を要することもあるみた。カップ麺など簡易なご飯を作って隊員さんが現場で食べたり、真冬の厳しい寒さの中で暖をとれるようにコーヒーを入れたりするんだとか。
なるほど~。厳しい環境下でも全力で消火活動にあたってくれる隊員の方々をサポートしてくれる後方支援部隊のような車ですね!
補給車は都内でも7,8か所くらいにしか配備されていないので、ポンプ車よりも広い範囲で出動するんだそうです。
この他に、志茂出張所にはないけれど多くの資材を積んだ「資材車」や、街灯がすくない場所で活躍する「照明車」なんて消防車両もあるみたい!
■赤羽マガジンでは皆さまからの情報提供をお待ちしています!投稿いただいた方の中から毎月4名様に500円のアマゾンギフトをプレゼント。→情報提供フォームへ。
☆赤羽マガジンの最新情報は公式SNSでゲット!☆
・公式インスタグラムはこちら。
・公式フェイスブックはこちら。
・公式Twitterはこちら。
・赤羽マガジンのオススメ記事が週1回LINEに届く!登録はこちら。