王子の狐の行列とは?

王子の狐の行列は、東京都北区・王子で毎年大晦日に行われている、年末を代表する伝統行事。夜になると、狐のお面や狐メイクをした参加者たちが、提灯を手に装束稲荷から王子稲荷神社までの道のりをゆっくりと練り歩きます。あたりが暗くなるにつれて、提灯の明かりが浮かび上がり、王子の街全体がどこか幻想的な雰囲気に包まれるのが印象的!

赤羽マガジンでも毎年現地で見ていますが、開始前からすでに人は多く、「あ、もう年末なんだな」と実感させられる空気がありますよ。行列が近づくと、カメラを構える人、静かに見守る人、子どもを抱っこして見上げる家族連れなど、見物する側の表情もさまざま。外国人の観光客も多い北区のビッグイベント。

この行事は、江戸時代の浮世絵「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」に描かれた伝承をもとに、平成5年(1993年)から地域の人たちの王子の大晦日の風景として定着しています。
・北区・王子で大晦日に行われる伝統行事。
・裃や着物姿で狐のお面をつけた参加者が提灯を持って装束稲荷から王子稲荷神社まで練り歩く。
・浮世絵『王子装束ゑの木 大晦日の狐火』の情景を再現した文化継承行事。
・平成5年(1993年)に始まり、地域の人々が作り上げてきた伝統。
・年々来場者が増え、国内外から多くの見物客が訪れる
今年の開催日と時間

王子の狐の行列は、今年も大晦日の夜から年明けにかけて開催されます。
公式サイトによると、12月31日から1月1日にかけて実施され、行列は年越しの時間帯にあわせて進行します。
当日は、装束稲荷周辺での行事を経て、深夜0時前後に狐の行列がスタート。提灯を手に狐に扮した参加者たちが、装束稲荷から王子稲荷神社までを練り歩き、年明け後にかけて行列が続きます。終了時間は年によって前後しますが、年越し後もしばらく行列が行われるのが例年の流れです。
※当日の進行や時間は状況により変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでの確認がおすすめです。
- 午後11時 鏡割式(装束稲荷前)
- 鏡割式終了後 狐の行列整列開始 ※これから一般の方は、一部の区域に入れません。
- 午前0時 カウントダウン(装束稲荷前) 狐の行列 出発
- 午前0時30分 王子きつね村営業終了
- 午前1時30分 王子稲荷神社到着、解散予定
王子の狐の行列・過去のレポート
【2024-2025年】王子の狐の行列レポート
2024年大晦日から元旦にかけて開催された王子の狐の行列を現地で取材。年越し前後の行列の様子や、王子の街がにぎわう雰囲気を写真とともにまとめています。

【2024-2023年】王子の狐の行列レポート
コロナの影響で中止が続いていた王子の「狐の行列」が2019-2020年以来、久しぶりに開催!大にぎわいの様子を紹介しています。

【2019-2020年】王子の狐の行列レポート
大晦日の夜に開催された王子の狐の行列を現地で取材。提灯を手に練り歩く狐たちの列や、外国からの見物客でにぎわう王子の街の様子を写真とともに紹介しています。

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