滝野川第三小学校の仮校舎が旧清水小学校に決まったことを受けて、やまだ区長が会見で都政新報の質問に対して「バス通学への不安の声」について言及していました。

区長は、9月から全校児童が一緒に学校生活を送れることについて「非常に安心というか安堵している」とする一方で、「これですべての問題が解決したとは思っていない」と説明。
そのうえで、
「分散登校から集合での集団での学習環境はいいけども、やっぱりバスを使っての通学ということが、今の滝野川の地
域から旧清水小までは遠い。」
「バスで行き来することは、その距離が遠くなること、バスを使うことに対してのご不安をお声としてはいただいております。」
と述べて、バス通学への不安の声が寄せられていることを明らかにしました。
区としても、その声は「学校、教育委員会、区として受け止めている」としたうえで、「どういった対応ができるのかということは引き続き検討していきたい」と話しています。
一方で、旧清水小学校を仮校舎に決めたことについては、発災直後から区有施設をはじめ、さまざまな活用できる施設を「あらゆるケースを想定しながら検討」した結果、「旧清水小学校を仮校舎として活用していくことが最も最善であるという判断」だったと説明しています。
「1日でも早くバスでの通学を終えて、滝三小に戻ってくることができるようにすること」「保護者の方々にもご理解とご協力をいただくよう、これからも誠心誠意努めていきたい」とも話していました。
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■ 北区公式YouTube(記者会見)
詳しく知りたい方は、北区公式YouTubeの記者会見動画もあわせてご覧ください。
※この記事で紹介した内容は、31分31秒ごろからの質疑応答で語られています。
■ 都政新報との質疑応答(全文)
【質問者・都政新報】
都政新報のタカザワです。
滝野川第三小学校の火災についてなんですが、昨日、区議会の臨時会で旧清水小学校の改修を含めた補正予算が可決されたということで、こちらについてコメントをお願いいたします。
【やまだ区長】
昨日の臨時議会を経まして、議案が可決いただきました。今回、9 月から仮校舎として活用していく予定となっております旧清水小学校での活用に向けた補正予算であります。まず 2 つあります。1 つはバスの運行に関する契約と、それから学校施設、旧清水小を整備していく、改修していくこと、そして什器備品などの移動、移送と、また新たに購入するものなどの購入費を含めた内容となっております。
金額が 5 億 4715 万 6000 円の補正予算を計上させていただきました。また、昨日、2 つの議案を上程させていただきまして、補正予算が今申し上げた内容、そしてもう一つが滝野川第三小学校の位置を変更するための条例案を上程させていただきまして、こちらについても全員賛成をいただきまして議決がなされました。
【質問者・都政新報】
はい、ありがとうございます。今後、全生徒が一斉に授業をできると、目処がある程度立ったということで、それに向けたコメントを一言いただけますでしょうか。
【やまだ区長】
これまで学校、教育委員会、区がそれぞれ協力をしあいながら、まず子どもたち、教職員の心身のケアと、そして何より子どもたちが安定して教育活動を受けられる環境を整備していく、このことが大きく 2 つ掲げて取り組んでまいりました。で、その上で、さまざまなオンラインや分散登校を経て、9 月からみんなが集まっての学習活動が、学校生活が送ることができるということは、子どもたちにとっても、また保護者にとっても、私たち区関係者にとっても、非常に安心というか安堵している状況であります。
一方で、9 月から仮校舎での授業開始ができることで、全て問題が解決されたとは思っておりません。保護者の方々や地域の方々からも、これまで多くをご意見としてお寄せいただいていることは、分散登校から集合での集団での学習環境はいいけども、やっぱりバスを使っての通学ということが、今の滝野川の地域から旧清水小までは遠い。バスで行き来することは、その距離が遠くなること、バスを使うことに対してのご不安をお声としてはいただいております。そこはしっかり学校、教育委員会、区としても受け止めておりまして、どういった対応ができるのかということは引き続き検討していきたいというふうに思っています。
一方でですね、検討する段階、これも発災直後からずっと検討を続けてきた内容でもありまして、区有施設をはじめ、さまざまな活用できる施設をもうありとあらゆるケースを想定しながら検討した中で、今回の旧清水小学校を活用していく、仮校舎としていくということが最も最善であるという判断から、議案として提案をしてきた、保護者の皆様にもご提案をしてきた内容となっております。
1 日でも早くバスでの通学を終えて、滝三小に戻ってくることができるようにすること、それから、そのバスを活用した形でも安全に安心して、それとですね、時間的な配慮をしっかり、様々な想定をしながら実施していくことが大切だというふうに思っております。
これまで教育委員会や学校、区も含めてですね、どういった場所で仮校舎として運用していくことができるかという想定をしてきた内容ですね。保護者の方々にも、今後の保護者会の中で今一歩わかりやすくお伝えしていく予定だというふうに教育委員会からは報告を受けておりますので、その内容をご覧いただいて、保護者の方々にもご理解とご協力をいただくよう、これからも誠心誠意努めていきたいなというふうに思っています。
【質問者・都政新報】
ありがとうございました。
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