サトリ珈琲店は飛鳥山近くで90年近く営業しているコーヒーの専門店。
余りの居心地の良さに思わず長居してしまったよ。
場所
場所はこちら(東京都北区滝野川1丁目61−13)。
都電荒川線「飛鳥山」駅からだったら歩いて1分程度。
JR王子駅を出たら明治通り(飛鳥山方面)に進みます。徒歩5,6分といったところでしょうか。
サトリ珈琲店の歴史
サトリ珈琲店は1933年に初代店主がミルクホールとして開業しました。二代目店主がこだわりのコーヒーを提供し人気を博しましたが、1945年に戦災で焼失。しかし翌年には営業再開し、現在に至ります。
ミルクホールって?
ミルクホールとは、明治後期から昭和初期に東京をはじめ地方都市で流行した主に牛乳を提供することを目的とした飲食店のこと。
明治政府が日本人の体質を改善すること目的に牛乳を飲むことを推奨していたため広がったそう。牛乳を飲む人は新聞、雑誌、官報などが無料で閲覧出来たそうです。なんだか時代を感じますね。
時代を経るにつれて、パンやケーキ、コーヒーや洋食なども提供する現在の喫茶店のような形態になりました。
モーニングが13時まで食べられる!驚きのメニューはコチラ
サトリ珈琲店ではモーニングの提供時間が8時から13時まで。驚きです。
ランチメニューはこちら。11時から14時まで。
コーヒーのメニュー。
トースト、ケーキのセットもあります。
メニューの後ろには英語版のメニューもありました。
ビックリしたので店員さんに伺ったところ、「海外からのお客様もいらっしゃるんですよ」とのこと。お洒落な外観のお店ですから、外国人観光客の目を惹くのは当然ですね。
「でもメニューの内容を質問されても答えられないんです、ウフフ♪」とおっしゃっていた店員さんの温かい人柄も、きっと人気の理由の一つのはず。
店内は大通りに面した1階と日の光がさんさんとさしこむ2階があります。ステンドグラス風の窓からの柔らかい日の光、街路樹の緑、遠くの青空がなんだかヨーロッパにいる気分にさせてくれます。
ランチのナポリタンセットを注文したよ
平日の11時半ごろに伺ったので、ランチセットでナポリタンを注文。隣に座ったおじさまはモーニングのトーストを頬張りながらゆで卵をかちかちと割っています。なんだか不思議な気分♪
コチラがナポリタン。甘めのトマトソースにウィンナーと玉ねぎ、しゃきしゃきのピーマンが美味しい。喫茶店のナポリタンってどうしてこんなに美味しいんでしょう。
チーズをたっぷりかけて。うまうま♪
忘れちゃいけないタバスコちゃん。味がグッと引き締まります。
サラダには青じそドレッシング。
御馳走様のアイスコーヒー。やっぱり!美味しいに決まってます。ミルクやガムシロップを入れる必要は全くありません。
美味しかったです。
ごちそうさまでした♪
店舗情報
サトリ珈琲店
東京都北区滝野川1丁目61−13
03-3918-1338