今年の7月に渋沢栄一が肖像画の新1万円札が発行されることを記念して、北区で生まれたプレミアム日本酒『飛栄』がクラウドファンディングサイトの「マクアケ」で5月23日から数量限定販売を開始しました!
それに先駆けて、5月22日に北とぴあで行われた記者発表会に赤マガ編集員が潜入してきましたよ!
北区で生まれたプレミアム日本酒『飛栄 HIEI』とは?
『飛栄 HIEI』の名前の由来は、渋沢栄一が拠点を構えた飛鳥山の”飛”と、渋沢栄一の”栄”。
2024年7月3日に渋沢栄一が肖像画の新1万円札が発行されることを記念して、5月23日から6月21日までの期間、クラウドファンディングサイト「マクアケ」に満を持して登場!
ラベルには1本1本ナンバリングがされており、購入できるのは今のところは「マクアケ」のみとのこと。
このプロジェクトの主体は東京北区観光協会で、日本酒発酵に欠かせない酵母の採取には東京バイオテクノロジー専門学校が、醸造には23区唯一の酒蔵である東京港醸造が担ったようです。
今回一番驚いたのはなんと、清酒醸造に必要な酵母を飛鳥山から採取したという点!!
東京バイオテクノロジー専門学校の石川先生によると、飛鳥山で酵母を採取したのは4回。そこから分離をして清酒醸造に適した酵母を探す工程に移るそうなんですが、それが非常に難しい!運だ!とのこと。最終的には清酒に適した酵母が飛鳥山で2種類採取でき、それらを混合して「飛栄」の醸造にしたんだそう。
今回飛鳥山から採取した酵母で清酒醸造ができたのは、渋沢(栄一)さんお影の助けがあったのでは、とおっしゃっていましたよ。
なんとも奇跡的なお話ですね!!
プレミアム日本酒『飛栄』はどんな味?
東京港醸造の杜氏 寺澤さんによると、食中酒として楽しんでもらえるお酒、とのこと。なんとも言えない余韻、お米の中から絞り出した旨味が特徴だそうですよ!
記者会見では香りだけ楽しませていただきました!まずは「純米吟醸」の方から。
甘くやわらかい香りがします~!
続いて「純米大吟醸」!
こちらは純米吟醸よりもすっきりした香りがしますが、甘い香りが後から追いかけてきますね~。
「マクアケ」の商品紹介コメントには、北区の飲食店や酒屋さんが実際に飲んだ味の感想が載っていましたよ。
サケラボトーキョーのカイ氏
「繊細でおだやかにバナナ様の吟醸香。口に含むと白桃やメロンがまるくやさしく舌を包みこむ。モダンな酒質でありながらもおとなしめの個性。奥深くに感じるのは自信。アフターのビターと可愛らしい酸味が一層の深みを持たせている。杯を重ねるごとに心が軽くなっていく。」
ラジオ番組「酒の道/しぶさわくんFM」でMCを務める唎酒師の平田賢氏
口に含んだ瞬間の爽やかなフルーツの香り、ライトな味わい、程よいキレと余韻を楽しめるお酒に仕上がっています」
三益酒店代表取締役 小池美保氏
「心地よい香りと口の中で膨らむお米の旨みを感じられます。サーモンのカルパッチョやビネガーを効かせたお料理、洋食に合わせたい一本です。」
北区には重要文化財赤煉瓦酒造工場(旧醸造試験所)があり、さらには東京港醸造さんの前に北区唯一の酒蔵を名乗っていた小山酒造さんもありました。
そんな日本酒の聖地の物語を風化させてはいけないと、今回の『飛栄 HIEI』誕生のプロジェクトが動き出したんだそうですよ。
これをきっかけに、北区が改めて”日本酒の聖地”と多くの人に認識してもらえたら嬉しいですね!
マクアケはこちら。
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