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1896年、田端駅が開業しました。その2年後。
1898年に田端駅構内の官舎建設現場の崖から、なんとゾウ類の牙(切歯)の化石が発見されます。
牙は東京帝国大学理学部地質学教室に持ち込まれ、当時大学院生だった徳永重康が調査し、さらに臼歯2点を発見。徳永はこれらを記載した論文”Fossils from the environs of tokyo”を1906年に発表しました。
化石はナウマンゾウ田端標本と呼ばれ、現在は東京大学総合研究博物館に保管されています。
太古の時代、田端のあたりをナウマンゾウが闊歩していたんだ、と想像するとロマンを感じますね!
北区飛鳥山博物館にレプリカが展示されているので、気になる方は是非!
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