亀ヶ池弁財天は赤羽駅西口から徒歩5分程、住宅街にひっそりと佇むも存在感のある小さな神社。
清野とおるさんのツイートで見たら、急に行きたくなっちゃいました。
今年もよろしくお願いいたします🙏 pic.twitter.com/9L6zfpNUyI
— 清野とおる (@seeeeeeeeeeeeno) January 1, 2022
場所はこちら。
住所は東京都北区赤羽西1丁目29−17です。
<亀ヶ池弁財天>
その昔、赤羽駅の西口一帯には無数の亀が住む大きな池「亀ヶ池」があり、稲付城の天然の防御の役割を果たしていたのだそう。現在の池はその亀ヶ池の名残りであり、一説には小さな子供が上に乗れるほどの大亀もいたんだとか。
中の島の祠は、かつて亀ヶ池の一角にあった物。中には弁天像が納められています。
参考:北区地域振興部観光振興担当の公式サイト
赤が眩しい。とても丁寧に手入れされていることが分かりますね。
小さな橋を渡って。
いつもはたくさんの亀に囲まれている弁天様。今日は亀はみんな水の中にいるのかな。亀の甲羅干しを見るの好きなんだけどなぁ。
明治時代の旅行本によると、太田道灌が稲付城を築城する際に作った亀ヶ池は、あまりに清い水を湛えていたため、この水のように心を清めようと池のふちに清勝軒という小亭を建てたんだそう。(「東京郷土地誌遠足の友」宮部治郎吉, 高橋友夫 編 明治36年4月 金昌堂 p. 71-74)
たくさんの提灯。
住宅地の中、異世界への入り口のよう。
こじんまりとした神社ですが、存在感はバツグンです。
発展著しい赤羽ですが、まだまだ異空間は残っています。
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