【北区】国立国会図書館に所蔵されている日本占領関係資料の中に「Jujo(十条)」という文字を見つけました。

国立国会図書館に所蔵されている日本占領関係資料の中で、北区十条にあった東京第一陸軍造兵廠（旧陸軍の兵器製造施設）についての興味深い資料を見つけました。

この資料は、施設がアメリカに接収された後の1950年11月から1951年5月まで全部で558ページにもなる管理日誌のようです。

（出典：”1st Tokyo Military Arsenal, Jujo”, 1950/1951, GHQ/SCAP Records, Civil Affairs Section = 連合国最高司令官総司令部民事局文書, 原所蔵機関: 米国国立公文書館,　国立国会図書館より入手）

資料の上部にはこの施設についての説明が英語で書かれています。

日本人のみならずアメリカ人もこの管理日誌の作成に携わっています。なんと、マッカーサーの名前も出てくるんですよ。

十条はこの当時、国際的な街だったんですね。

また一つ、北区の歴史を知ることとなりました。

参考：国立国会図書館デジタルコレクションの公式サイト