
赤羽駅東口で進んでいる「赤羽一丁目第一地区」の再開発。該当エリアでは店舗の閉店が続いていて、いよいよ再開発が動き出す空気が強くなってきています。
そこで今回は、令和6年5月に開催された「赤羽一丁目第一地区市街地再開発組合」による事業概要説明会の資料をもとに、どんな計画なのか改めて整理してみたいと思います。
ちなみに、この資料は北区役所の公式サイトで閲覧できますよ
*記事制作時点
赤羽一丁目第一地区ってどこ?
計画地は、東京都北区赤羽一丁目10番・11番の一部。JR赤羽駅から東へ約100メートルほどの場所に位置しています。

赤羽小学校の向かい側にあたるエリアで、すしざんまいや、移転前のプロマートが入っていた建物、セキネ 赤羽店、駅前通り沿いの吉野家や友路有2号店が入る「パレスビル」などが含まれています。
飲食店などが立ち並ぶ、赤羽らしいにぎわいのあるエリアで、駅からもすぐの立地です。
このエリアで再開発が進む理由

赤羽一丁目第一地区は、交通結節点である赤羽駅に近く、北区でも最大規模の商業エリアの一角に位置しています。飲食店などが立ち並び、地域住民や来街者でにぎわうエリアです。
一方で、老朽化した建物が密集していることや、来街者や住民がゆとりを持って過ごせる空間が不足していることなどから、防災面や都市環境の面で課題があるとされています。
そのため、安全性の向上や、より快適に過ごせる街への更新を目的として、再開発が進められています。
再開発の内容(説明会資料ベース)
令和6年5月の説明会資料によると、赤羽一丁目第一地区では、住宅や店舗などが入る建物の整備が計画されています。

出典:赤羽一丁目第一地区第一種市街地再開発事業に係る説明会当日資料5月9日
資料に掲載されている諸元表では、敷地面積は約2,890平方メートル、延べ面積は約33,340平方メートル。建物は地上26階・地下1階、高さ約108メートルとなっています。
また、住戸数は269戸、駐車台数は92台、バイク台数は13台、駐輪台数は405台。さらに、地域の方が利用できる駐輪場は158台整備される計画です。
主な用途は住宅、店舗とされていて、赤羽駅東口の駅前に、住宅と商業機能をあわせ持つ建物が整備される計画になっています。
「赤羽」と聞くとイメージする“のれん”をモチーフに、持ち上げたような形状の大きな屋根を掲げたファサードが印象的な建物を予定しています。
計画の主な概要をまとめるとこんな感じです。
| 敷地面積 | 約2,890㎡ |
|---|---|
| 主な用途 | 住宅、店舗 |
| 建築面積 | 約1,610㎡ |
| 建ぺい率 | 約56% |
| 延床面積 | 約33,340㎡ |
| 容積対象面積 | 約23,110㎡ |
| 容積率 | 約799% |
| 階数 | 地上26階・地下1階 |
| 高さ | 約108m |
| 住戸数 | 269戸 |
| 駐車台数 | 92台 |
| バイク台数 | 13台 |
| 駐輪台数 | 405台 |
| 地域利用駐輪場 | 158台 |
※出典:北区「赤羽一丁目第一地区市街地再開発事業 概要説明会資料(令和6年5月)」より
整備の考え方

出典:赤羽一丁目第一地区第一種市街地再開発事業に係る説明会当日資料5月9日
説明会資料では、この再開発について、地域まちづくりへの貢献としていくつかの考え方が示されています。
ひとつは、広場や歩道状空地の整備です。資料では、西側広場状空地について、地域活動の場やイベントなどに活用できるほか、災害時に地域の人々が一時的に集まることができる防災に資する場として計画するとしています。
また、北側広場状空地については、道路を挟んで隣接する赤羽小学校に対する圧迫感を軽減するとともに、緑化された憩いの空間をつくる考えが示されています。既存の東西歩行者動線の機能を確保することも意識されているようです。
さらに、沿道部の緑化や緑量ある憩いの空間の整備、地域商業との連続性の確保、人の流れにあわせた店舗配置なども盛り込まれていて、周辺の街とのつながりを意識した計画になっているようです。
加えて、防火水槽の設置や、地域の方が利用できる駐輪場の整備も計画されています。
スケジュールと現在の状況
説明会資料に掲載されているスケジュールでは、これまでの経緯と今後の予定が次のように示されています。
- 2016年6月 準備組合設立
- 2020年8月 都市計画決定告示
- 2024年1月 組合設立認可
- 2025年4月 権利変換計画認可(予定)
- 2025年10月 除却整地工事着工(予定)
- 2026年10月 施設建築物新築工事着工(予定)
- 2029年6月 施設建築物新築工事完了(予定)
上記が示されたのは2024年5月のもの。2025年10月に除却整地工事(既存建物の解体など)が始まる予定とされていましたが、現時点(2026年4月時点)ではまだ工事は始まっていません。
一方で、該当エリアでは店舗の閉店が増えていて、再開発に向けた動きが少しずつ見えてきています。
完成が予定通り進むのか、それともスケジュールが変更されるのかも気になるところです。
2026年4月11日現地の様子
実際に現地の様子を見てきました。

該当エリアでは閉店した店舗も目立って、再開発に向けた動きが少しずつ進んでいる様子。



まとめ
赤羽駅東口のすぐ近くで進められている「赤羽一丁目第一地区」の再開発。資料を見ると、高層の住宅・店舗複合建物を整備するだけでなく、広場や歩行者空間、緑化、地域商業とのつながりなども意識した計画になっているようです。
今後は、2026年10月に施設建築物新築工事着工、2029年6月の完了が予定されています。今後も新しい動きがあれば追記していきたいと思います。
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