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北区の人口

東京23区の人口と人口密度を調べてみた!

十条駅 虹

北区の人口の推移を眺めていたら、素朴な疑問が浮かんできました。

「北区の人口って東京23区のうちどのくらいを占めているのかな、そもそも東京の人口はどのくらいいるんだろう?」

気になったら調べないではいられない編集員B、さっそく調査開始!

飛鳥山 桜
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飛鳥山 桜
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東京の人口

東京都の人口はこちら(令和2年8月1日現在)。

総数 13,993,721人
6,875,876人
7,117,845人

日本全体の総人口は129,530,000人(令和2年8月1日)なので、東京の人口は日本全体の約11%。およそ9人に1人が東京に住んでいるということになります。

東京では男性より女性の方が人数が多いのですね。

東京都の地域別における人口

東京都の地域別における人口はこちら(令和2年8月1日現在)。

区部 9,688,482人
市部 4,224,524人
郡部 56,082人
島部 24,633人

東京都にある23の区のことを特別区といいます。特別区には約970万人の人々が暮らしており、これは東京全体の約70%になります。

東京都唯一の郡部は西多摩郡のこと。瑞穂町、日の出町、檜原村および奥多摩町の3町1村が含まれます。

大島や八丈島などの島部にも2万5千人近くの人が居住しているんですね。

東京全体の人口密度と近隣県の比較

人口密度とは、単位面積1平方km当たりに居住する人の数により定義される数値のこと。

東京とその近隣の県の人口密度の対比表はこちら(出典:総務省「第68回 日本統計年鑑 平成31年」)。

東京 6,168.7人/k㎡
神奈川 3,777.7人/k㎡
埼玉 1,913.4人/k㎡
千葉 1,206.5人/k㎡
茨城 478.4人/k㎡

東京がやっぱりダントツに圧倒的に人口密度が高いことが分かります。

23区の人口密度ランキング

まずは東京23区の人口密度をランキングしてみました。
<東京23区人口密度(令和2年8月1日)>

1位 豊島区(23,033人/k㎡)
2位 中野区(22,018人/k㎡)
3位 荒川区(21,531人/k㎡)
4位 文京区(21,009人/k㎡)
5位 台東区(20,791人/k㎡)
6位 墨田区(19,706人/k㎡)
7位 目黒区(19,700人/k㎡)
8位 新宿区(19,069人/k㎡)
9位 品川区(18,307人/k㎡)
10位 板橋区(18,133人/k㎡)
11位 杉並区(17,255人/k㎡)
12位 北区(17,228人/k㎡)
13位 中央区(16,624人/k㎡)
14位 世田谷区(16,279人/k㎡)
15位 渋谷区(15,647人/k㎡)
16位 練馬区(15,497人/k㎡)
17位 江戸川区(13,917人/k㎡)
18位 葛飾区(13,090人/k㎡)
19位 江東区(13,074人/k㎡)
20位 足立区(12,861人/k㎡)
21位 港区(12,782人/k㎡)
22位 大田区(12,220人/k㎡)
23位 千代田区(5,721人/k㎡)

北区は12位と真ん中あたり。板橋区より人口密度が低いのですね。

千代田区は圧倒的に人口密度が低いですね。これは国会議事堂をはじめとした政府機関や省庁、外国の大使館などが土地の多くを占めているからと思われます。

23区の人口ランキング

23区の総人口数を表にしてみました(23区中5区を抜粋)。

<東京23区総人口数(令和2年8月1日)>

1位 世田谷区(945,023人)
2位 練馬区(745,081人)
3位 大田区(743,314人)
4位 江戸川区(694,442人)
5位 足立区(684,862人)
6位 杉並区(587,690人)
7位 板橋区(584,251人)
8位 江東区(525,033人)
9位 葛飾区(455,525人)
10位 品川区(418,138人)
11位 北区(355,060人)
12位 新宿区(347,434人)
13位 中野区(343,257人)
14位 豊島区(299,663人)
15位 目黒区(288,993人)
16位 墨田区(271,353人)
17位 港区(260,365人)
18位 文京区(237,187人)
19位 渋谷区(236,420人)
20位 荒川区(218,751人)
21位 台東区(210,196人)
22位 中央区(169,736人)
23位 千代田区(66,708人)

東京都23区内の人口は約950万人(令和2年1月1日)。

約35万人の人口を抱える北区は11位と23区内では真ん中あたりの順位。王子や田端など、古くからある住宅街に代々住み続けている方々と、引っ越しで転入してくる方々がいる、という感じでしょうか。

お隣の板橋区は7位、足立区は5位となっています。

人口の推移

人口が推移する主な要因は、社会増減と自然増減の2つ。

・社会増減(引っ越しなどによる転入から転出を差し引いた数)
・自然増減(出生から死亡を差し引いた数)

社会増減と自然増減の人数を表にしてみました。

社会増減による人口の動きランキング

まず、社会増減による人口の動きを表にしたのがこちら。(令和2年7月中の動き)

1位 千代田区(227人)
2位 品川区(192人)
3位 江東区(103人)
4位 葛飾区(80人)
5位 北区(32人)
6位 台東区(26人)
6位 足立区(26人)
8位 中央区(17人)
9位 文京区(0人)
10位 墨田区(-32人)
11位 新宿区(-35人)
12位 荒川区(-75人)
13位 渋谷区(-112人)
14位 杉並区(-177人)
15位 豊島区(-195人)
16位 大田区(-225人)
17位 世田谷区(-246人)
18位 港区(-289人)
19位 中野区(-300人)
20位 練馬区(-322人)
21位 目黒区(-329人)
22位 板橋区(-350人)
23位 江戸川区(-526人)

北区はなんと5位。北区に引っ越してきた方が多いのはうれしいですね。ようこそ北区へ、ウェルカムです。

近隣の板橋区は350人減、練馬区は322人減。

上位の千代田区、品川区、江東区はそれぞれ超高層マンション群を区内に持っているからでしょうか。

自然増減による人口の動き

お次はこちら。自然増減による人口の動きをランキング。(令和2年7月中の動き)

1位 港区(114人)
2位 中央区(110人)
3位 文京区(105人)
4位 品川区(98人)
5位 世田谷区(79人)
6位 渋谷区(60人)
7位 目黒区(46
人)
8位 江東区(45人)
9位 墨田区(28人)
10位 新宿区(26人)
11位 千代田区(23人)
12位 江戸川区(22人)
13位 杉並区(4人)
14位 練馬区(3人)
15位 大田区(-1人)
16位 豊島区(-9人)
17位 北区(-15人)
18位 荒川区(-16人)
19位 台東区(-20人)
20位 中野区(-23人)
21位 板橋区(-26人)
22位 葛飾区(-68人)
23位 足立区(-145人)

北区の自然増減は15人減で17位。つまり「出生が死亡を下回っている」状況ですね。少子高齢化の一端を垣間見た気持ちになりました。

自然増減がプラスで上位なのは港区や中央区。他には品川区、目黒区、江東区があります。若いカップル、ファミリー層が多い区のようですね。

東京23区で「出生が死亡を下回っている」区は、北区を含めて9区ありますが、2020年7月の23区における自然増減の総数は440人増です。

まとめ

東京23区の人口を調べたら、現代の東京の興味深い事実を目の当たりにしました。

北区をもっともっと魅力ある街にして、たくさんの人口が増えると活気がでていいですね♪

参考・引用:
・総務省統計局ホームページ人口推計
・総務省統計局ホームページ人口密度
・東京都ホームページ東京都の人口(推計)
・東京都総務局統計部ホームページ東京都の人口(推計)

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