
赤マガ編集員が赤羽警察の生活安全課の佐藤修警視に「赤羽警察管内で増加している詐欺電話3選」を教えてもらってきたよ。
詐欺電話というと、高齢者が被害にあうイメージで「自分には関係ない」と思ってる方も多いと思うんですが、なんと最近は20代から50代の方で詐欺にひっかかるケースも増加してるんですって。
しかも、赤羽警察には毎月100件もの情報提供や相談・届け出が寄せられてるとのこと。
さらに驚いたのが、赤羽警察管内だけで年間3億円以上の被害額がでているという話。数千万円の被害にあわれた方もいるそうな。
自分には関係ないと思わず、詐欺にあわないためにも、さっと読めるのでぜひご一読くださいませ。

赤羽警察管内で多い詐欺電話の手口3選!
1:今でも多い「オレオレ詐欺」。でも今は“警察官を名乗る”ケースが急増

赤羽警察によると、今でもオレオレ詐欺は非常に多いそうです。
オレオレ詐欺というと「息子や孫のふりをして電話をかけてくる」、そんなイメージを持っている方も多いと思いますが、最近は少し様子が変わってきているとのこと。
いま特に増えているのが、警察官を名乗るオレオレ詐欺。
「〇〇警察の捜査二課です」
「〇〇警察で詐欺を担当している〇〇です」
といったように、もっともらしい肩書きで電話をかけてくるケース。
しかも、自分の住んでいる地域とはまったく関係のない、遠い地域の県警を名乗るパターンが目立っているんだって。
たとえば、「九州にある警察を名乗り、今すぐこちらに来るよう言われる」→「すぐ来られないなら、LINEで取り調べをする」と案内され、→ LINEを登録させられて、さまざまな質問をされる。といった流れ。
その流れで、身分証を写真や動画で送らせられたりするケースもあるそうです。
警察の方からするとありえない流れなんだそうですが、一般の人はわからないかもしれないですよね。
そして最終的には、「逮捕状が出ている」「このままだと大変なことになる」と不安をあおられ、お金を支払うよう巧みに誘導されるとのこと。
一度支払ってしまうと、何度も、何度も支払いを求められるパターンが多いそうですよ。
最近増えているのが、自動音声ガイダンスから始まる詐欺電話。

たとえば、電話に出ると、
「こちらはNTTファイナンスです」「〇月〇日でお電話が止まります」「オペレーターにつなぎたい方は、1を押してください」といった自動音声が流れます。
案内に従って「1」を押すと、特殊詐欺の“かけ子”につながり、話が進むうちになぜか警察が出てくる、そんなケースも実際にあるそうですよ。
実際の詐欺電話の音声も、赤羽警察で聞かせてもらいました。
「お客様のお電話に不正なご利用が確認されています。まもなく利用を停止させていただきます。ご不明な点がありましたら、1を押してください」
これを聞くと、思わず1を押してしまいそうになりますよ・・・Σ(・□・;)
「あなたの口座が犯罪に使われている」から始まる流れ
ほかにも多いのが、「あなた名義の口座が犯罪に使われています」といった電話。
最初は“確認”のような口調でも、話が進むにつれて、いつの間にか犯人扱いされる流れになるケースが多いそうです。
また、警察官以外では、
- 区役所を名乗り、医療費や保険料の還付をうたうもの
- 電話会社を名乗り、料金不払いや不正契約を理由にするもの
といった名目も多いそうですよ。
2:架空請求詐欺

自宅でパソコン操作をしているときに、WEBサイトやメールのリンクをクリックした瞬間、「ウイルスに感染しました」といった警告画面が突然表示されるパターン。
画面にはサポート窓口の電話番号などが書かれていて、そこに電話をすると詐欺グループにつながったりするそうですよ。
また、「ギフトカード」などを購入するよう指示され、カードに記載されたコード番号を伝えさせる手口なども。
とくに高齢の方の場合、「今すぐコンビニに行って買ってきてください」と言われ、そのまま買いに行かされるケースが多いそうです。
3:還付金詐欺

こちらは、区役所を名乗る電話から始まることが多いそうです。
「黄色い封筒、届いていませんか?」と聞かれ、「届いていない」と答えると、「実は、ATMで還付手続きができます」と言われて、そのまま電話を持ったままATMへ行くよう指示されます。
ATMでは、「お金が戻ってきますよ」「こちらの操作をしてください」と言われるまま操作してしまい、実際には“支払う操作”をさせられているケースが。
知らないうちに「出金」や「振込」のボタンを押させられ、相手の口座番号にお金を送ってしまう流れ。
「返ってくる金額です」と説明されながら、実は詐欺グループへの振り込みだった、というケースが多いそうです。
詐欺電話は減っていない。被害は若い世代にも広がっています
赤羽警察によると、詐欺電話は依然として減っていないとのこと。とくに、警察官を名乗る詐欺が増えている影響で、高齢者だけでなく20代〜50代の被害者も増加しているそうです。
「自分は大丈夫」と思っている世代ほど、巧妙な話し方に引っかかってしまうケースも。
詐欺電話の多くは「国際電話」から

警察官を名乗るケースも含めて、詐欺電話の多くは国際電話番号からかかってくるのが特徴です。
たとえば、こんな番号。
- +1(アメリカの国番号)-123456****
- +86(中国の国番号)-987654****
赤羽警察によると、詐欺電話のおよそ8割が国際電話とのこと。
ただし、「国際電話=すべて詐欺」というわけではなく。国内番号を使った詐欺もあるため、番号だけで判断せず内容に注意してほしいそうです。
詐欺電話対策で一番大切なのは「出ないこと」
詐欺電話への対策として、赤羽警察がもっとも強調していたのが、「電話に出ないこと」。
そのうえで、次の対策が有効だそうです。
- 留守番電話に設定し、録音内容を確認してから折り返す
- 国際電話がかかってこないように、着信自体をストップする
国際電話は「無料」で止められます

国際電話からの着信は、無料で停止することが可能です。
固定電話の場合
- NTT回線
→「116」へ電話して申し込み - WEBから申し込み
→ 国際電話不取扱センター - 警察署・交番での申し込み
→ 赤羽警察署 や管内の交番で
書面申し込みの取り次ぎが可能
携帯電話の場合
- 各携帯電話会社への申し込み
- 警視庁防犯アプリ「デジポリス」に搭載された
国際電話をブロックする機能を活用
迷ったら「詐欺だと思って」相談を、赤羽警察からのメッセージです。
電話やメールで「お金を払ってください」と言われたら、ほぼ詐欺だと思ってください。少しでも「おかしいな」「不安だな」と感じたら、電話でも、直接でも構わないので、交番や警察に相談してほしいとのこと。
また、赤羽警察署では出張防犯講和をおこなっているので、気になる方は赤羽警察まで連絡してみては。
赤マガからも。
詐欺は、「自分は関係ない」と思っている人を狙ってきます。
まずは電話に出ないこと。そして、家族や身近な人とこの話を共有しておくのも大切かもしれません。
※本記事は、赤羽警察での取材内容をもとに構成しています。
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