昨年9月に新オープンした、王子の小さなサンドイッチ屋「17sandwiches」。
店長の生駒(いこま)さんに、20年以上温めてきた夢を、王子で叶えた話についてたっぷり聞いてきました!




生駒店長~!なんでサンドイッチ屋を王子で始めたのか教えてください!
17sandwichesの場所
↓地図はこちら
住所は、東京都北区岸町1-6-20です。
お店を背にして右はこんな感じ。斜向かいには「和かふえ たまご食堂」があります。
左です。歩いてすぐに久寿餅が有名な「石鍋商店」。
お店を始める前は何をしていたんですか?



生駒店長:飲食店を開業している父から影響を受けて、将来父と同じように自分のお店を持ちたいなって思いがありました。父親も会社員から独立して、飲食業っていう同じ流れだったんです。
サンドイッチ屋にしたのはどうして?
一人でやるとなるとたくさんの席数は持てないから、テイクアウト専門がいいなって考えていましたね。



会社員として20年間働きながら、ちょっとずつ構想を練って形にしていったんですね!
生駒店長:人生かけてやることなので慎重になっていましたね。自分の性格的に、冒険ができないし大胆な行動力があるわけでもないので、リスクを最小限にしたかったんです。そうするとやっぱり小さなお店で人を雇わず小さく始めるっていうのが私の性格にあっていたいうのもあると思います。
開業することがゴールではなく、開業した後にちゃんと地に足の着いた生活ができるのはどういった状態がいいのかずっと考えました。
店名の「17」に込めた思い
サラリーマン時代は会社で決まったレシピしか作れなかったので、このお店では思いつくままサンドイッチを作れたらなって「17(自由な)サンドイッチ」という名前にしました。
お店のコンセプトは、『サンド1つでちゃんと栄養、しっかりボリューム』で毎日手作りしています。



開店直後は選べるサンドイッチが少なくてお客さんに申し訳ないから……という理由みたいです。優しい!
偶然の出会った王子が最適な街だった!



気になっていたんですが……、どうして王子でお店をオープンしたんですか?
生駒店長:お客さんにもよく聞かれるんですけど、別に王子にこだわっていたわけじゃないんですよ。お客さんにいうと、「どうしても王子ってわけじゃなかったんだ」ってちょっとがっかりされるんですけど笑
大宮に住んでいるので通いやすい場所がいいなと思ってて、京浜東北線とか山手線とか広い範囲で探していました。物件を探して半年くらいで、「このお店だったらいけるな」って思ったのが王子から駅チカで小さな店舗のこちらでした。
だから王子には全く詳しくなかったので、行事とかお客さんに教えてもらったくらいで笑
恥ずかしながら「狐の行列」があるのも知らなかったんですよ。
「この辺で狐の行列があるから、大晦日にお店やらないのはもったいないよ」とか「その日は寒いからあったまるものとかがいいよ。あんたのとこだったら温かいコーヒーとか売りなよ!」って。
「はい、わかりました」ってすぐ実行しましたね。笑



生駒店長:その時はありがとうございました!とっても優しいお客さんが多くて、心強いし温かい気持ちになります。だから一人でも寂しくないんですよ。 本当にいい場所で開業できたと思います。ありがたいですね。
思いがけず「わんこコミュニティー」で口コミが広がる
生駒店長:わんこのお散歩の途中に寄ってくれる方も多いです。お客さんが、「外からショーケースを見られるからわんこ連れでもお買い物しやすいわ~」って喜んでくれてて。まさかうちのお店が、わんこ連れのお客さんにぴったりだとはびっくりです。
わんこコミュニティーで飼い主さん同士が口コミしてくれたみたいで、「○○ちゃんのママに聞いてきました」って来てくれる人も徐々に増えてきました。その感謝も込めて、6月にわんこが食べられるサンドイッチを配ったこともありましたよ。



お客さんとどんどん仲が深まっているのが分かります。心が温かくなりますね~!



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お店について紹介
17sandwiches
東京都北区岸町1-6-20【王子駅徒歩3分】
営業時間:8:00〜17:00(完売)
お店のInstagramはこちら
YouTubeはこちら
ぜひ生駒店長に会いに行ってみてくださいね!


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