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大正5年に東京都北区に該当する地域で登録されていた車は何台?勘で答えてみて!【東京都北区クイズ】

東京都北区をテーマにしたクイズに回答することで、北区をより知ることができる【東京都北区クイズ】コーナー。

今回のクイズはこちら。

大正5年に東京都北区に該当する地域で登録されていた車は何台?勘で答えてみて!

a. 0台
b. 3台
c. 8台
d. 12台
e. 19台




ヒント:東京府での登録は641番まで(欠番有)。鳥取県、広島県は登録台数0台。大阪は70台、京都は74台。



ヒント2:台湾で8台の登録。この頃は日本が台湾を統治していたからですね。また、222台(欠番有)の登録がある神奈川県では大半の登録者が外国人。
旧古河庭園 バラフェスティバル














正解はc. 8台です☆彡

「全国自動車所有者名鑑 : 附・京浜間自動自転車所有者名鑑」によると日本橋、京橋、赤坂、麹町、麻布などの地域で登録されている車が多い中、滝野川、王子、西ヶ原での登録が8台もありましたよ。王子の登録者は何と女性です(平塚らいてう、市川房江もびっくりですね)。
飛鳥山 桜

西ヶ原の住所で登録されている渋沢栄一のページはこちら。登録番号77番です。渋沢はこのほかに107番の車も所有しています。

全国自動車所有者名鑑「全国自動車所有者名鑑 : 附・京浜間自動自転車所有者名鑑」(大正5年)

ちなみに78番は古河虎之助邸(現・古河庭園)を設計したジョサイヤコンドル(コンデル)です。
旧古河庭園 バラフェスティバル

古河虎之助は車をもっていなかったのかな、と思って調べたところ、会社名での登録はありましたが古河虎之助個人の名前での登録はありませんでした(そもそも古河虎之助夫妻が西ケ原の新居に本邸として住み込んだのは大正6年だそう)。

以上、時代を彷彿とさせる資料でした。

参考:「全国自動車所有者名鑑 : 附・京浜間自動自転車所有者名鑑」(大正5年)東京輪界新聞社

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