幼い頃、たわしの世間一般の名前は「カメノコタワシ」だと思っていました。
その「カメノコタワシ」が漢字だと「亀の子束子」で、かつ商品名だったと知ったのは結構大人になってから。
そしてその「亀の子束子」(以下、「亀の子たわし」)の本店が北区滝野川にあると知ったのは、つい最近なんです。
知ったからには行かずにいられない、ということで行ってきました~♪
場所
場所はこちら。
住所は東京都北区滝野川6丁目14−8です。
JR板橋駅東口をでたら直進。新選組の供養塔が見えたら左折します。
旧中山道に出たら右折。駅からは徒歩8分程で左手にお店が見えます。
こちらが大正時代に建てられた亀の子束子 西尾商店の本店。レトロで素敵な外観はまるで青山か銀座にある店舗のよう。お店の前や横にはたわしの原料となる棕櫚(シュロ)の木が植えられています。
店内の様子
とってもお洒落な店内。オーソドックスなたわしからモダンなものまでいろいろな商品が所せましと並んでいます。
おおまかなたわしの種類をご紹介。
<たわしの種類>
・「亀の子たわし」:明治40年創業当時の製法で作られているたわし。黄色い紙に亀のマークで包まれています。鍋や釜、浴室なんかが洗えます。
・「棕櫚たわし極〆(きわみ)」:和歌山工場の熟練職人による手作業で作られているたわし。木のまな板、ガラス、陶器、テフロンのフライパン、ホーローまで洗えるそうですよ。(編集員B、たわしでホーローが洗えることにびっくり!)
・「浴用たわし」:1984年に発売された体を擦るためのたわし。毛の硬い順に「ニシオくん」、「ナリタくん」、「タムラさん」、「サトオさん」と名付けられています。ネーミングセンスが抜群ですね。
何を洗いたいか店員さんに相談すると、どのたわしが一番いいか丁寧に教えてくれますよ。
こちらは店内を別アングルから。亀箒(かめほうき)もあるんですね。カラフルなファブリック製品も気になるところ。
ふと見上げるとたわしのシャンデリアが。たわしのリースや動物もあって、遊び心満載。
亀の子スポンジ
編集員Bが愛用している亀の子スポンジ。素材に銀イオン系抗菌剤を練りこんでいるので、抗菌効果がとにかく高いんです。清潔に使えて長持ちするので、一度この亀の子スポンジを使うともう離れられなくなりますよ。
定番カラーはイエロー、ホワイト、グレー。季節毎に限定カラーがあり、この冬はボルドー(紫)、シャルドネ(薄緑)、オレンジの3種類。洗い物が楽しくなる色合いです。
白いたわしと「棕櫚(しゅろ)い」たわし
従来のたわしに比べてモダンなキッチンに溶け込みやすい丸いデザインが可愛いたわし。
白いたわしは適度な硬さのパーム(ヤシ)素材とソフトな感触のサイザル麻の2種類。
パーム素材のたわしは鉄のフライパンやざるを洗うのにピッタリ。根菜の泥をとったり薄皮を剥いたりもできるそう。
サイザル麻のたわしは食器、デリケートなキッチン道具を洗うためのもの。柔らかいのでからだを洗うこともできるそうですよ。
「棕櫚(しゅろ)い」たわしは白いたわしの茶色バージョン。シャレが効いてますね♪直営店と直営オンラインでのみ数量限定で販売中。
亀の子ウォッシュ
2020年8月に発売された亀の子ウォッシュ。「アルコール」「パラベン」「サルフェート系界面活性剤」を使っていません。無香料とシトラスの2種類あり。天然香料100%のシトラスは柑橘系のアロマオイルのような香りでとても気に入りました。
亀の子ベアブリック
店内で一段と存在感を放っていたこの亀の子ベアブリック。遊び心が満載ですね。
亀の子キーホルダー
目を奪われてしまったこのキーホルダー。しましまが柔らかめのタムラさん、茶色が固めのナリタくん。にぎにぎボールみたいににぎったり、爪やてをこすって血行促進を促したり。出先でちょっとした汚れ落としに使ってもいいかもしれませんね。
亀の子束子パーカーとTシャツ
今回一番気に入ったのはこのパーカーとTシャツ。「カメノコタワシ」のロゴが縦に横に入っています。(ちなみに「亀の子束子」は登録商標なので、他ではこの製品は買えません。)
友達に子供が生まれたら親子ペアでこのTシャツをプレゼントしよう!と心に決めたのでした。
西尾商店でお買い物したよ
今回の訪問で亀の子スポンジの限定色オレンジと亀の子ジャンプ(小)を購入しました♪
とっても素敵な紙袋に入れてくれました。まじまじと読んじゃいます。
亀の子たわしで掃除しよう
編集員Bの後からお店に入られたダンディーなおじさまが亀の子たわしを4つほどポンポンポンッと手に取ってお会計。ご自宅で使うんだそう。
編集員Bも新しく手に入れたアイテムで家じゅうのお掃除に精を出したいと思います♪